マインドフルネス

自己洞察法

 マインドフルネスは、呼吸法と洞察が中心になっています。
 呼吸法は以前にも書きましたが、忘れていたことがあるので書きます。
 http://mindfulness.seesaa.net/archives/201003-6.html
 ○腹式呼吸法はしない
  理由は先生のブログをリンクしちゃいます。
  http://blog.canpan.info/jitou/archive/1305
  いつも、腹式呼吸や深呼吸はしないように言われます。
  普通の呼吸で行ってくださいって・・・。
  それにはそれなりの理由があったんですよね。
 ○目を閉じずに呼吸法を行ってください。
  斜め前をぼ~~と見る感じで行います。
  音、目に見えるもの、空気感などをシャットアウトするのではなく
  すべて受け入れて行います。
 これは、上にリンクしましたように前回の「ゆっくり呼吸(数える)」の補足です。
 さて、本題に入りますが・・・
 マインドフルネスの中には呼吸法と洞察という二本柱があります。
 洞察=瞑想 つまりは「自己洞察瞑想法」って言うのが正しい言い方
 なんだと思います。
 呼吸法をしながら洞察するのは当然ですが、マインドフルネス総合研究所では
 日常の生活の中にそれを取り入れて行く訓練もします。
 歩いているとき、静かに過ごす時間、食事中、入浴中、家族との会話中
 もちろんトイレの中もだと思います。
 呼吸法をしていなくても洞察瞑想をするというのが大事になってきます。
 ちゃんと前の物を見ながら、音を聞きながら、風を感じながら、歩きます。
 「考え」や「感情」が浮かんできたらその「考え」や「感情」に名前をつけて
 
 ゴミ箱ポイします。(追い払うということです)
 良い事が浮かんでも、悪いことが浮かんでもそうします。
 食事中、食べ物を良く見る、におい、味、食感などを味わいながら食べる。
 あるがままに受け入れ思考に走っていたらその思考に名前を付けて・・・
 お風呂に入っていても・・・トイレでも・・・
 家族と会話していたら、よく聞いて自分の気に入らない言葉に対し
 感情が湧いたら、名前を付けて捨てる・・・
 といっても名前?捨てる?って思っちゃいますよね。
 それを理解し、身につけるにはやはりセッション10まで参加するのが
 よろしいと思います。
 マインドフルネス療法は、難しいです。
 でも、先生の指導のもとセッション10までやるとだんだん理解できて
 それと比例するかのように、うつ症状が良くなってきます。
 あきは今、ドグマチールの断薬でつまずいてしまいましたが、
 「断薬しましょう」と主治医が言うほど良くなっていたということなのです。
 またしばらく呼吸法・洞察をやって体調が戻ってきたらあきらめずに
 慎重に断薬をしていく方向に行きます。
 絶対「薬に頼らない普通の生活」ができるようになるまで、
 そして、学生時代を終えたのですから、人生の本番をちゃんと
 迎えられるようにするまでが親の役目と思っています。