今朝は、私自身の通院日で総合病院へ行っている間に
「あきは出かけたよ」とのソルトの話・・・
「どこへ行ったんだろう?」
「○○(東京某所)にコンタクトを作りに行くって言ってたぞ」
「それにしてはジムのバッグが無いよ」
「う~~ん・・・・」と二人で首をかしげていました。
「ま・・・大人なので、自分で考えて行動してるんだろうから
いいんじゃない」ということで、帰宅を待っていると
1時半ごろ帰ってきました。
「どこへ行ってたの?」と聞くと
「ジム・・・やっとやっと行けた・・・疲れたぁ~」
「えらい!100点満点中300点だぁ~ついでに華丸もあげちゃうよ」
というと、嬉しそうににっこり。
体調はあまりよくなさそうだけど、思い切ってジムに行けたのは褒めて
あげなきゃいけない。
マインドフルネスの先生が良くおっしゃってる事だけど
「今日は何かをすると目標を立てる。そして実際に行動する。
それが大事です。
自分の意思で動く。それが脳を活性化するのです。」
うつだから、具合が多少悪いからとごろごろしていてはうつ病は治らない
毎日目標を立てて実行することに意味があるということです。
あきの場合、頭痛が酷かったり、腹痛が酷かったり、鉛様麻痺感が出てたり
して、ベットから起き上がれないほど酷いのなら仕方はないけれど
多少、頭痛、腹痛、吐き気、くらいなら目標を達成することが大事なのです。
たとえ、ジムに出かけて行って、ジムでウォーキングを5分しかできずに
帰って来たとしても、自分でこうしようと思って行動したことに対して
目的は達せられたわけです。
長く運動をしたから良し、短かったからダメというわけではないんですね。
またできるだけ続けて行けるようにすることが大事だと思います。
毎日少しずつで良いから、有酸素運動をすることもうつの回復になります。
さて、昨日はあきの通院日でした。
あきは東京の非定型うつで有名な認知行動療法も行っているクリニックに
通っています。
主治医には断薬が失敗だったことは電話で知らせてありました。
「一日おきで調子がよかったので、上手く断薬できると思ったんですが、
たまたま悪い波が来ちゃったんですね。
辛い思いをさせてしまってごめんなさいね。
まだ体調が戻らないようなので、ドグマチール一日1錠(50㎎)にしましょう。
2週間経って、経過がよかったら一日おきとか四分の三とかにして
減らしましょう。大丈夫ですよ。心配しないで、絶対断薬できますから。」
先生はいつも「マインドフルネスは絶対続けてください。
必ず良くなりますし、あきさんに合ってる気がします。
身につけられるときっとドンドン良くなると思いますよ」
と強くマインドフルネスを支持してくれています。
精神科医の多くは、症状を聞いてそれに合わせて薬を出す。
というのが一般業務になっているようです。
認知行動療法やマインフルネス療法を教えてくれない医師もいる
そうです。
(患者さんに合う合わないはあるとは思いますが・・・)
うつに良いことは自分(あるいは家族)で探さなければならないようです。
それもしないでいると、なかなか治らないかもしれませんし
治ったとしても再発率80%近くあるというしつこい病気です。
うつを治すのも、長引かせるのも、本人と主に家族の意識次第
ということになりそうです。
— 近況 —
えらい!
2010年4月14日