あきが非定型うつになったころ
私たち夫婦はうつ病についてなんにも知りませんでした。
まったく知識が無かったのです。
うつ病というのがどういう病気か?どうしたら治るのか?
まず、最初の病院へ行ったところ
「3カ月の休養と薬で良くなります」と言われました。
「ジェイゾロフトを飲むと2週間くらいでは改善されています。」
と言われました。
そうやって治る人も確かにいるかもしれません。(再発は80%ですが・・)
でも「そんなのウソじゃない!」って思いました。
発病発覚から4カ月後。まったく改善されていませんでした。
というより薬の副作用で悪化していました。
「いつ治るの?いつ治るの?もう辛い・・・助けて」という
あきの言葉に、胸が詰まる思いでした。
発病時、
うつ病と言われた瞬間、あきの張りつめていた糸がプツンと切れて
放心状態の日々が数週間・・・その後は
毎日ベッドに入ったまま、苦しそうに眉をひそめ、
胃痛、吐き気、頭痛、全身の倦怠感などと戦っていました。
「どうしたら楽にしてあげられるだろう。どうしたら痛みは治まるだろう
どうしたら治るんだろう・・・」
毎日毎日毎日 そんなことばかり考え、PCでたくさんの情報を得ました。
ほとんどが明快な答えはありませんでした。
何年も何十年も病んでいる人の話・・・
辛くて辛くて、今すぐにでも消えてなくなりたい人の話・・・
そして、家族が理解してくれない人の話・・・
そんな話は、嫌と言うほどネット上に山積み状態・・・。
「治る!」というページを見ると
どうにも胡散臭い・・・○○万円の本が今なら○万円 とか・・・。
1年くらい入院すると治る病院とか・・・。総額ウン十万から百ウン十万。
それでも『すべての人が治るわけじゃありません』という但し書き。
明かりの見えない道を手さぐりで進む怖さを初めて知りました。
(それは、マインドフルネス総合研究所にたどり着くまでそうでした。)
親ならどうにか子供を治してあげたい、ちゃんと自分の人生を歩んでもらいたい
と思うのが当然でしょう。
何が良くて、何が良くないのか・・・・PCを見れば見るほど情報は
あふれかえっていて混乱させられそうになります。
教えてgoo や Yahooの知恵袋 で質問したこともありましたが
帰ってくる答えはすべて
「薬と休養」「長い人は何年も」「治らない」
「治ると信じている・・・けど時間がかかるだろう」
というもの・・・。
「自分がしっかりしなければ・・・」と思う日々。
実は、マインドフルネス総合研究所より前に、瞑想で治すというページ
に行きつきました。決して悪い方法ではなく効果もあるのかもと思いますが
それを当時ソルトに言ったところ非常に怒られました。
「ネットの情報をうのみにするな! 瞑想は簡単なもんじゃない。
やり方によっては危険だ!」
そしてその話は没になりました。
今では没になって良かったと思っています。
じゃなければマインドフルネスに行きつかなかったかも知れません。
ところが、それから数週間、マインドフルネス総合研究所のページを見て
はっきり言って「ほんとかな?ほんとに治るの?」とか
「やっぱり胡散臭い? 行ってみたら高額請求とかされるんじゃない?」
とか思いつつ、何日もページを隅から隅まで読みました。
じつに、ごちゃごちゃしていて見にくいページです(先生ごめんなさい)
でも、一生懸命さが伝わってきます。
以前にも書きましたが「マインドフルネスの話をしても
また怒ってだめだろうなぁ~ましてや呼吸法があるし、
呼吸法は以前からソルト自身仏教の勉強をしていて
大事だと言っていたから、他のやり方じゃまた怒るんだろうな」
とおもいつつ、あきを治したい一心で意を決してソルトに言ったところ
ページをさっと見ただけで
「すぐメールしろ! 連絡が取れたらいつでも行ける覚悟をしておいた方がいい」
と言いだしました。
「このページを見ると、治るかもしれない」と言うのです。
仏教や呼吸法をやっているソルトだから一瞬にして理解できたのかも
しれません。
確かにマインドフルネスでも治らない人はいるようです。
取り組み方が悪いのか、理解が難しいのか、あるいは
外傷性のうつ病や、躁鬱病の場合などです。
でも、多くの人が治ったり改善されたりしています。
さて、よくネット上の情報に惑わされるなという話を聞きます。
あきも良く
「ママは偽医者。ネットから色々と情報を集めてきては
あれがいい、これがいいというから」と言います。
でも、自分で正しいと思った情報はちゃんと両の眼でしっかり見て
隅々まで見て、概要とか法律とかちゃんと書いてあるか見て
家族と相談しつつ、良い情報をつかむというのは大事だと思います。
ネットでは無いのですが・・・
昨日テレビで皮膚病にはどくだみが良いと言っていました。
アトピーにもいいのでは?と思ったら確かに良いという書き込みが
多くあります。家の周りも生息してそうですが、子供のころは
分かっていたのですが、今ではどれだか分からないので、まずは
薬局に行ってきます。
— マインドフルネス —
正しい情報をつかむ!マインドフルネス総合研究所との出会い
2010年5月12日