6月1日の夜からルボックスの減薬を始めました。
あれだけ4分の3にと言ったのに
ばっさり半分にして飲んでいました。
「大丈夫。この黄色い薬(ルボックス)
どうも効いている気がしないのよねぇ~」
確かに、あきの飲んでいる量は少ないです。
通常スタートの半分。
これは主治医がマインドフルネスを土台として
薬で支えるという治療法を行ってくれていたからに
他ならないのです。
薬だけでは再発率が高い。
それを踏まえて処方してくれていたのだと思っています。
そして昨日も半分だけ飲んで、
「元気なんだけど・・・今のところ全然離脱症状が出ていないよ。
どちらかというと朝のワイパックスやリズミックを止めた時の方が
ちょっと来てた感じ」
今日は、上司から職場の体制が代わるとの事で、
「今まで覚えた仕事が代わっちゃう」と仕事の合間にメールしてきました。
「大丈夫。心配すること無いよ。あきならまたすぐ覚えられるから。
先の事は考えないで!今色々悩んでも仕方ないでしょ。」
と返信すると、
「分かった!そうだよね」って返ってきました。
人生色んなエピソードがありますが、そのたびみんな乗り越えて
来ていますよね。
精神疾患があるとそれがストレスとなって乗り越えられなかったり
しますが、あきは洞察・呼吸法というすばらしいアイテムを持って
いるので乗り越える事ができるようになってきています。
ルボックスの減薬も、今は大丈夫でもストレスと重なると
悪くなる可能性が無いとも言い切れないので、むちゃせず
少しずつ減らすように伝えていくつもりです。
さて、今日はマインドフルネスで、
自分の傾向についての観察
そしてその後の行動するパターンを決めておく。
というお話を少し・・・・
自分が具合が悪くなる時。その前に何かストレスになるような
考えに落ちていたり、過去にあった辛い事を一瞬思い出していたり
する事があります。
急に具合が悪くなって来た時。
その前に何かなかったか思い出してみましょう。
そして、自分はどういう傾向にあるのか確認してみる。
小さい頃、いじめられていたあの瞬間を思い出すと手足が重くなる
息が苦しくなる。頭痛がする。
または、将来の事が不安になるとイライラして食べたくなってしまう。
などなど
人それぞれです。
自分はどうなのか・・・それを書きだして次の行動を決定する。
●いじめられていたことを思い出す⇒思い出した事に気づく⇒止めて捨てる
⇒呼吸法をする。
●不安になる⇒イライラする⇒食べたくなる⇒食べたくなっている自分を観察する
⇒このままいつまでも食べたい状態か?あるいは食べたい衝動が納まってくるか観察⇒
どうしても食べたいと食べてしまってもOK
(食べてしまったら後悔して落ち込まない。後悔の念が湧いたら捨てる)
もし食べずに別な事に目を向けて行う事ができればなおOK
別な事は自分の好きな事でも良い。今するべき事でも良い。
(本を読む・歌を歌う・掃除をする・など)
もちろん呼吸法でもOK
これらの行動を事前に決めておくのです。
いじめを思い出したら こうする
食べたくなったら こうする
という具合に。
自分がいつも行う、行動パターンを知り、それによって
衝動的な行動に出ないで観察 今やるべき事をやる。
まずは3つの辛い事に対する行動パターン
これを決めたら、紙に書いて部屋中に貼るのです。
自分の部屋だけじゃなく、キッチンやダイニング
トイレや洗面所。目につくところに貼って、その思考や衝動が
生まれたら決めたその後の行動パターンを思い出せるようにする。
実は、うちは今でもあちこちに貼ってあります。
自分がどういう人間なのか・・・
こういう時どう考えどう行動していたのか
そいういう事がだんだん分かってきます。
『自分を知る』
大事な事です。
マインドフルネス療法は奥が深いです。
私がブログで書いている事は、そのほんのはじっこ(一部分)
なのです。
段階を追って少しずつ訓練し上っていくと
いつか完治という頂上が見えて来ます。
指導者の指導してくれる通りに生活の中で行う事によって
回復改善完治します。
奥が深いですが、指導どうりにただやる。
それだけです。
— 近況 —
減薬2日目&自分を知る
2011年6月3日
こんにちは。時間あるときにちょこちょこ見させていただいてます。最近は過去のブログから参考になるようなアドバイスを探したりもしています。
ひとつ疑問に思っていることがあるのですが?あきさんはマインドフル療法に関してうまくコントロールできないような時疑念みたいなものが浮かんだ時はどうされてましたか?
たとえば、仕事をしていて不安、雑念などが浮かんで観察(ラベリング)しても何度も何度も同じ思いが浮かんで捕らわれそうになった時、どうしても続けて意味があるの?なんて疑念が浮かんできて、それこそ観察、洞察すらできずに
思考に囚われ、どんどん気持ちが落ち込んでいった時などです。私はヴィパッサナー瞑想から入って1年4ヶ月になりますが、それまでも自律訓練法なり自己啓発の本を読むなり
いろいろと試してきただけに日常生活でうまく実践できない時などは観察することすら放棄していまいたくなることがあります。
特に、不安神経症的な症状で仕事の面で大きなロスを経験してきただけに、早く何とかしたい、今何とかせねばというおもいが強く、瞑想に期待する半面今までの経緯でもう遅いという思いも強く、なかなか前に進んでいかない気がします。。
そのような思いに囚われた時どういう風に乗り越えましたか?やはりひたすら信じて、洞察、呼吸に戻る事だけなんでしょうか?
こんにちは。シュガーさん先ほどコメントをしたものですが、もしかしたらやり方がわからず何度も同じ内容の書き込みをしたかも知れません。申し訳ありませんでした。
よしさん
コメントありがとうござます。
確かに以前も同じご質問をいただいています。
答えは以前と同じ「あるがまま」
それ以外ありませんね。
そのままにすることです。どんどん気持ちが落ちて行っても
そのまま心騒がさず呼吸法をしながら見守っていくことです。
観察していると落ち込んでいく気持ちがどこかで止まりますよ。