NHKスペシャルで、またマインドフルネスを取り上げる
という話を聞きました。
しかしながら、マインドフルネスもさまざまな種類があります。
SIMTと重ならない部分が多い場合もあります。
でも、参考にはなるのでは? と思います。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160618
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160619
さて、質問を受けましたので出てきました。
「あきさんはうつ病を治すのに5年もかかったんですか?」
という質問です。
このブログの読者様はよくお分かりいただいていると
思いますが、治すのに5年かかったのではなく
「完治」(今後一切再発はしないという確信)までに
『5年』と目途を決めていたということです。
5年過ぎたらまず再発の心配はしなくて良いという意味です。
マインドフルネスSIMTを受けはじめ、自分で呼吸法を毎日行い
辛い時には、常に呼吸法を行い、洞察法を合わせて訓練し
実際に本人が確実に良くなっていると感じたのはスタートしてから
10か月後だったと思います。
周りの私たちはそれ以前に、あ!良くなってるな!というのは
感じていました。
あきは改善回復までに、時間がかかった方だと思います。
うつ病よりも非定型うつ病の方が治りが悪いです。
それでも、着実に毎日訓練していけば、1年~1年半で
ほとんど良くなってくるようです。
その後、もちろん波が来るでしょうがそれを身に着けた
マインドフルネスの技法を使い、乗り越え乗り越え
そのうちに「ひよぃ」と乗り越えられるよになると
波もだんだん治まってきました。
大学卒業後、1年休養しマインドフルネスを身に着け
翌年就職し休むことなく通いました。
※ここで大切なポイント
セッションが終了して、改善回復してきても
呼吸法と洞察法や止めてはいけません。
まだまだ再発の危険があります。
なので、5年という期間を私たち家族はおいて
その間もできるだけやり続ける姿勢でいました。
今では「再発する気配はまったくない!」と断言しています。
波らしい波が来ないというのです。
私が素人ながら思うには、波が来ないのではなく
波が来たら気づいて知らないうちに体がマインドフルネスを使って
回避しているのではないかと思うのです。
それさえ、自分では認識しなくても自然と行っているという事
ではないでしょうか。
そこまで来るのは、確かに時間がかかります。
早くそこまで到達したいと思う方はいらっしゃると思います。
ですが、登山と一緒
一歩一歩歩いて行かないと頂上には到達しないのです。
きつくて辛くて苦しくても毎日一歩前に足を進める。
もしかすると頂上が遠くなったり近くなったり
そう思えるかもしれませんが、毎日の積み重ねが
着実に頂上に進んでいるのだと思います。
がんばってくださいね。
セッションは多少具合が悪くても、参加しましょう!
そこに治すヒントがたくさんあります。
休むとずるずると休んでしまい、治らなくなります。
【追記】
マインドフルネスのSIMTはどういったものか?
マインドフルネスのSIMTはどこで受けられるか?
という質問がたびたび来ています。
毎回お答えするのもなんですので
右のバーのアイコンにリンクしておきましたので
直接問い合わせてみてください。
いつも心の支えにさせていただいてます。
娘がパニックから非定型うつになり
セッションも10まで終了して5ヶ月がたちます。
本当によくなってきました。
去年の今頃は人に会うのも怖かったくらいでした。
高校一年で退学して、この春一年あけて本人の希望から通信の高校に編入しました。
スクーリングの日は学校で授業を受けられるくらい回復して来ましたが、何気無い会話の中にも地雷があるようで
途端に思考に巻き込まれます。
毎日の課題は誠に真面目にこなしていますが
なかなか実践になるとうまくいきません。
2010年04月13日のブログの中で
究極の方法とありますが
教えていただくことはできないでしょうか?
近道はないとは思いつつ、なんとか娘を苦しみから解き放してあげたいと思う 甘ちゃんな母です。