マインドフルネス

自己洞察瞑想法 SIMT(シムト)

 先週土曜日、SIMTのセッションに行ってきました。
 会場はいつもの埼玉です。
 昨年12月でセッションを卒業した方たちと
 カウンセラー養成講座を卒業した方たちと
 一緒に受ける自己洞察瞑想法をより深く理解するための
 セッションです。
 このセッションの特徴は、始めに30~40分の呼吸法
 最後に同じく30~40分の呼吸法
 その合間に先生の自己洞察瞑想法についてのお話を伺います。
 最初の呼吸法は個々に壁側に向かって椅子を置いて
 壁に向かっての呼吸法+瞑想です。自分に向き合う・・・。
 最後はロの字型に並べた机でお互いに向き合っての
 呼吸法+瞑想です。
 思考の渦に入らないように・・・
 眠くならないように、強く呼吸法に意識を向けます。
 私は、最初も最後も、途中で眠くなりましたが
 最後の10分くらいは頭が急にクリアになってきて驚きました。
 30分の呼吸法はあきに言われて1回はやったことがありますが
 30分以上は初めてだったので、あきが良く言う
 呼吸法すると頭がはっきりしてくるというのはこの事なのだと
 分かりました。
 
 今回、マインドフルネス心理療法にも種類があるという事も
 お話されていました。
 
 種類があるということ自体は知っていましたが
 
 実際どんな種類があるのかは知りませんでした。
 また、アメリカのさまざまな方法を用いて精神疾患を改善しようと
 してきた精神科の医療スタッフ達が思考錯誤の上、たどりついたのが
 マインドフルネス心理療法だということも分かりました。
 それも、方法(種類)は多少違ってもさまざまな方面から色んな人が
 1本づつ持って手繰り寄せた糸が、すべてマインドフルネスにつながって
 いたという事で・・・のもすごく興味がわきました。
 マインドフルネス総合研究所のマインドフルネスは、アメリカから
 入って来たものではなく、先生が独自に探求し伝えている方法です。
 先生の方法は「SIMT」と言います。
 「SIMT」とは Self Insight Meditation Therapy の略で
 「自己洞察瞑想療法」ということだそうです。
 アメリカで開発された数々のマインドフルネス療法には、
 弁証法的行動療法・マインドフルネス認知行動療法・ACTなどが
 あるそうで、マインドフルネス総合研究所のSIMTもアメリカの
 マインドフルネス心理療法も
 マインドフルネス⇒自分の人生の目的にそった行動に意識を向けること
 アクセプタンス⇒不快事象を受け入れる心 の使い方を重視する心理療法
 とのことです。
 アメリカの精神療法に関わる人々も、マインドフルネス総合研究所の
 先生も、薬や傾聴だけのカウンセリングではなかなか治らない精神疾患を
 いかに改善し、治していくかを奥深く研究されてきたのだと感じました。
 
 さて、話は変わって あきの様子ですが・・・
 ドグマチールの減薬と減薬の期間があまりに短く離脱症状の事を
 大変心配していましたが、案の定、体調が完全に落ちてしまい、
 アトピーの異常な悪化、頭痛、だるさ、鳥肌、気持ちの落ち込みなど
 さまざまなうつ症状がでています。
 「もとに戻したら?期間が短かったんだよ・・・・
  落ち着いてからまたトライすればいいじゃない」と言ったのですが
 本人は、ガンとして聞きいれません。
 ソルトは
 「これも意思作用。自分が減薬を決断して実行しているのだから
  見守っていればいい」
 と言います。
 あきは、
 
 「身体が具合悪いとかは、呼吸法と洞察で乗り切れる
  心配しなくていい・・・。焦るわけじゃないけど・・・
  本格的に仕事に着いてから減薬するのはきつい。
  今の内にできるところまでやっておきたい。
  アトピーや他の症状はは減薬のせい。
  落ち着いてくればすぐ治るから心配ない。
  乗り切るから・・・がまんじゃなくあるがままできるから」
 テレビを見たり、広告を切り抜いたり、たわいもないことですが
 他の事に集中しようとしています。
 時々、ため息をついて顔をしかめたり 蚊の無くような声で
 
 私を呼んだり(用事があるわけではなく)します。
 辛そうな症状を見ているだけに、それでも乗り越えようとしている
 すごい精神力が着いたんだだと思いました。
 
 そんなこんなで、昨夜はまったくドグマチールを飲まない日でした。
 四分の一 翌日 まったく飲まない また四分の一
 と交互に続けて今日で6日目。
 顔が真っ赤に腫れて、身体じゅうかゆいのに
 今日は今までより少し元気です。
 「これっぽっちの量なのに、私ってどんだけ薬と相性悪いの
  って思うと、笑っちゃうよね」なんて言っています。
 明日はアルバイト・・・心配ですが計画性をもって行動して
 いるようですから、見守るしかないですね。